LEDの光
LED Ring Flash / Velo Steve

少し前まで、美顔器に付けられたLEDは青色単色が多かったようです。最近、これが複数色に増えてきました。例えば、赤、黄、青といった感じです。

それぞれの色を照射したり、全ての色を一度に照射したりと使い方もさまざま。色ごとに期待される効果が述べられているサイトもあるのですが、実際のところどの程度の効果が期待できるのでしょう?

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コスメ界では光療法として注目されるLED

コスメではフォトフェイシャル(光エステ)という分野があって、LEDを照射することで免疫力を高め それが引いては肌を整えることにつながるとされているようです。

レーザーと違って痛みもなく、使用後もお肌に赤みが出たりしないというLEDの特長に注目が集まっています。

ただ、山口大学工学部の研究では、中心波長が400nm~410nmのLED(近紫外LED)を照射することで、シャーレ上のピロリ菌を消滅させることができたようなのですが、このときはLEDを2時間も照射し続けているんですね。

お肌のケアでLEDを照射するのは大体10分くらいが目安となっているようなので、ピロリ菌の実験と比べると… 照射時間が短すぎませんか?(汗)

青色LEDはポルフィリンに働きかける

ちょっと気になったので、青色LEDとアクネ桿菌の関係をもう少し調べてみました。作用としては、こんな感じ。

アクネ桿菌はポルフィリンという有機化合物をつくっています。ポルフィリンはソーレー帯と呼ばれる吸収帯を持っていて、400~500nm付近の光を吸収しやすい性質があります。つまり、青色LEDを吸収しやすいわけですね。

そして、ポルフィリンが青色LEDを吸収すると、光増感反応を起こしてスーパーオキシドアニオン(活性酸素の一種)を発生する性質があるので、これがアクネ桿菌に作用するのです。

青色LEDが直接ニキビなどの原因菌を撃退するわけではないけれど、補助的なものとして有効と考えられるわけですね。臨床試験ではお肌を清潔に保つ効果があることが確認されているようです。

その他の色に関して詳しいことがわかるのは… これから?

損傷を加えたラットの網膜に赤外線を照射して傷の回復を観察する研究が行われたり、ケガ人の回復に携帯型のLEDを照射して回復率を見る研究が海軍で行われたりと、アメリカでは活発にLEDに関する研究が行われているようです。

日本でも繊維芽細胞に赤色LEDを照射することでその影響を観察する研究が行われていて、日本美容皮膚科学会では「有意な変化があった」と報告されているようですが、なぜ、どういった理由でそうした変化が起こっているのかは、はっきりしたことはまだわからないようです。

でも、複数色のLEDに対応した美顔器はますます増えてきているわけですから、今後はその辺がもう少し詳細に解明されてくるといいですよね。

当ブログでも、もう少し情報が集まったらまた記事にまとめてみようと思います♪

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