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ちょっと気になるコーヒーの本が、主婦の友社から発売されています。「コーヒーの秘密」という本です。

「いつものコーヒーをさらに幸せな1杯にするため」の本ということで、コーヒーに関する最新研究を紹介しつつ、おすすめの飲み方も教えてくれる1冊みたいですよ。

ニュースを見ていると、「コーヒーには、こんな効果があるかもしれない!」という話が、たま~に流れることがありますが、世界でも多くの研究対象になっている食品の一つがコーヒーです。

その貿易規模は石油に次いで大きなものなので、科学の分野でも注目度が高いというわけですね。

日本も今や喫茶店のような専門のお店だけでなく、コンビニでもいれたてのコーヒーを提供してくれる時代、コーヒーと向き合う機会はかなり増えています。

ちょっと体にいい飲み方を知っていると、いつもと違う楽しみ方ができそうですよ。

管理人としても注目なのが、コーヒーとシミに関する研究報告も掲載されているところです(笑)

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コーヒーのクロロゲン酸がメラニンの生成を抑えてくれるかもしれない!?

この本には、神戸大学名誉教授・再生未来クリニック神戸院長の市橋正光先生のシミに関する研究も掲載されています。

この研究は、お茶の水女子大学教授の近藤和雄先生の「コーヒー摂取量とシミの関連性」を調べた、「コーヒーを日常的に飲んでいる人は肌にシミが少ない」という話をきっかけに、コーヒーに多く含まれるポリフェノールの一つ、クロロゲン酸に着目した研究です。

どんな研究なのか、ちょっと調べてみました。

コーヒーは、お肌にメラニンをとどめてしまう角化細胞に働いてくれる

ところで、シミができているお肌には、シミ特有のお肌の状態というものがあるそうですよ。

資生堂が行った研究ですが、シミをつくったお肌にはメラニンを蓄積した角化細胞(ケラチノサイト)がいて、この分裂が低下していることがわかったのだとか。

角化細胞に蓄積されたメラニンがいつまでも排出されず、お肌にとどまっていることがシミの原因になっているんですね。

クロロゲン酸の実験では、メラニンを蓄積してしまう角化細胞に、コーヒーがどのように働くのかを調べています。

実験の方法は、培養した角化細胞の中にメラニンを多く含む細胞小器官(メラノソーム)を入れて、角化細胞がどれだけ食べるのかをみています。

角化細胞がメラソームをたくさん食べて、細胞の中に取り込むことで、メラニンが蓄積されてシミになってしまうという状況をつくるわけですね。

実験の結果、何も与えていない状態だとメラノソームをたくさん食べてしまう角化細胞も、コーヒーを入れると、その食べる量が抑えられることがわかったそうですよ。

しかも、こんな順番で抑えてくれるようです。

コーヒー生豆 > コーヒー煎り豆 > クロロゲン酸

あれ? コーヒーでも生豆のほうがいいんですか?(汗)

しかも、クロロゲン酸だけよりも、コーヒーの煎り豆としてのほうがより角化細胞を抑えてくれるようです。

ちょっとびっくりしてしまいますが、研究ではシミとクロロゲン酸の関係が注目されているけれど、コーヒーの他の成分もいろいろ関わったほうが、より抑えてくれるということみたいです。

コーヒーは、角化細胞が出すメラニンを作る指令を抑えてくれる

色素細胞に「メラニンをつくれ」と命令を出すのは角化細胞ですが、コーヒーは、こうした命令系統にも影響を及ぼすと見られています。

実験によると、クロロゲン酸がないと、「メラニンをつくれ」という命令がたくさん出るので、メラニンもたくさん作られます。

ここにクロロゲン酸が入ると、「メラニンを作れ」という命令が少なくなります。

数字にすると、およそ30%の抑制になるのだとか。

これはちょっとすごいですよね、こういうコーヒーの力を生かしたサプリや化粧品ができないのかなぁ。

まとめ

実験の結果、クロロゲン酸はシミの原因になる角化細胞に対して、以下のような働きをしてくれることがわかっています。

・角化細胞が細胞内にメラノソームを取り入れるのを抑える
・角化細胞がメラニンを作ろうと命令するのを抑える

ただし、コーヒーには様々な物質が含まれているので、クロロゲン酸以外にどのような物質が絡んで、どのような仕組みで影響しているのかは今のところわかっていないみたいです。

それだけ、コーヒーにはいろんな物質が絡んでいるというわけですね。

しかもポリフェノールの量で見ると、1日あたり1000ミリグラムが必要ということで、コーヒーに換算すると、5杯くらいになってしまうみたいですよ。

コーヒー好きな人なら、「1日5杯くらい平気だわー」という人がいるかもしれませんが(汗)今回発売される本によると、日本人は欧米人と違って胃の粘膜も弱いので、1日3杯くらいがおすすめの目安になるようです。

ということは、1日に飲むコーヒーの量は3杯くらいにして、シミのことを考えるなら、その他のポリフェノールを食事で補っていくのがいいということになるわけですね…。

ともあれ、何かと注目を集めるコーヒーと「上手に付き合っていきたい」という人にとって、ちょっと参考になる本になるようです。

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