白い小さな花

7月17日に日本皮膚科学会に特別委員会が設置されたようです。各地の情報が集約され、今後詳しい情報が発表されていくようです。

あわせて、カネボウでも白斑化に関する情報が出ていたので、簡単にまとめてみました。

返品に関して 簡単メモ

回収対象製品は、「回収対象製品(商品・サンプル)」のページに公開されています。

返品に関する注意点

・回収対象となっている製品を使用している人で、現在、特に問題がなても、使用は中止して事業者に連絡
・回収されるのは中身が残っている製品です。すでに使い終わっているものは返送の対象にはなりません。
・ブランシールは商品がたくさんありますが、カネボウで対象商品として発表されている製品以外はロドデノールは含まれていないようです。

ロドデノールはどんな働きをしている?

カネボウのサイトで解説されています。

化学名称は「4-(4-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノール(4-(4-hydroxyphenyl)-2-butanol)」で、メグスリノキなどさまざまな植物にも含まれる天然由来の成分です。

ロドデノールは合成品を使用していて、純度は99%以上となっています。

メラニンを生み出す仕組みの一部である「チロシナーゼ」という酵素と結合することで、その働きを阻害し、チロシンがメラニンに変化するのを抑えます。

白斑化に対する専門家の動き

日本皮膚科学会では、「ロドデノール含有化粧品の安全性に関する特別委員会」を7月17日に発足、専門医向けに対応の参考資料として「診療の手引き」を発表するなどの活動を開始しています。

ただ、「診療の手引き」といっても、「化粧品の使用後に発症している事例が少なからず確認されている」という事実から因果関係が考えられるものの、十分な解明がされていないことから、暫定的な「速報」が出ている状態です。

7月17日時点の発表の中で、気になる点を簡単にピックアップしてみました。

どんな症状がある?

発生する部位は顔、首、手背、前腕。「美白化粧品を使用した部位に一致した脱色素斑を生じているのが特徴」と見られています。

不完全な脱色素斑が発生していて、その程度はさまざま。まだらになっていることが多いようですが、いろんな症状が報告されています。

・白斑と紅斑が混在している
・白斑になる前にかゆみや紅斑がある
・肝斑と白斑が同時に出現しているものがある
・白斑がなく、紅斑のあとに色素沈着を生じたものがある

似たような症状の病気があるので注意

今回の白斑化とは別の病気として対応されるものは以下のとおり。

・白色粃糠疹、乾癬、強皮症、熱傷、老人性白斑、梅毒性白斑、癜風、Vogt -Koyanagi -Harada病

※尋常性白斑が除外できるかどうかは、日本皮膚科学会は現在のところ未解決の立場であるようです。今後、解明されていく部分です。尋常性白斑の診断に関しては、「尋常性白斑ガイドライン」が参考にされています。

脱色素斑は治るのか?

半年から1年で回復したという例が多く経験されているようです。

ただ、完全脱色素斑になっている場合、長期にわたって観察する必要があるようで、まだ結論は出されていません。今後、解明されていく部分であるようです。

注意する点はあるか?

白斑化がどんな形で起こっているのかまったくわからない状態なので確かなことは言えないようですが、日焼け後に白斑化に気が付いた例もあるようで、エキスパートの意見として「日焼けをしないように指導するほうがいいのではないか」というものがあるようです。

皮膚に影響があるかもしれないサンスクリーンなどを使用するときは、医師と相談するのがおすすめです。

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