汗をかいた肌
Sweat or rain? / Kullez

汗は皮膚にある汗腺から出てきます。汗腺にはエクリン腺とアポクリン線の2種類があり、それぞれ違うタイプの汗を出しています。

体温を調節するという点では、このほかに不感蒸泄という働きがあります。

エクリン腺

体の表面に存在し、毛穴とは独立して、ほぼ前身に広がっています。人が感じる汗は大抵このエクリン腺から出てくるもので、そのほとんどが水分で構成されています。

エクリン腺から出てくる汗には大切な働きがあって、体温調節という役割を担っています。

汗が蒸発するときに体から熱を奪っていくので、そのときに上昇した体温が下がるわけです。これを気化熱といいます。

アポクリン線

脇の下、耳の穴、乳首の周辺、肛門の周辺、まつ毛のそば、小鼻の横、足の裏など特定の部位に集中して存在します。思春期から活動が始まり、性ホルモンの影響を強く受けています。

ここから分泌される汗は栄養分が多いので細菌が繁殖しやすく、体臭の原因になることがあります。

不感蒸泄

「汗」というイメージから少し遠いですが、体温調節にかかわる大切な現象に不感蒸泄というものがあります。体液の水分が皮膚の表面ににじみ出てきて蒸発する現象です。

汗と違って自覚はなく、絶えず蒸発して熱量を発散しています。

一日で500~1,500ミリリットルほどの水分が蒸発していて、気温や湿度、気流によって増減します。

汗の種類

汗はその出方によって、次の5種類に分類することができます。

温熱性発汗:体温調節のため、気温が高いときや運動時に見られる汗です
精神性発汗:緊張したときや興奮したときなど、精神性の刺激で見られる汗です
味覚性発汗:辛い物を食べたときなど、食べ物の刺激で見られる汗です
不感蒸泄:常に皮膚を潤している汗です

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